トマトジュースには中性脂肪を減らす効果がある

トマトジュースは肝臓や血流中の中性脂肪を減らす

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トマト、特にトマトジュースに含まれている成分に、
血液中の脂肪の燃焼を促進して中性脂肪
減らす効果があるという研究結果が発表されました。

 

この研究チームは以前行った研究にて、生トマトに
含まれている9-oxo-ODAと呼ばれる成分に脂肪燃焼を
促進する作用があることを発見したことがあります。

 

この研究陣の今回の研究では、トマトジュースに
含まれているトマト由来の機能物質である
13-oxo-ODAが、9-oxo-ODAと同様の脂肪燃焼を
促進する作用を持ち、肝臓や血流中の中性脂肪を
減らすことが動物を対象にした実験により
明らかになりました。

 

今回の研究では、13-oxo-ODAが9-oxo-ODA
またはリノール-酸(13-oxo-ODAの前駆体で、
有名な脂肪燃焼成分)と同様、肝臓のPPARαを
活性化するということと、その結果として脂肪の燃焼を
促進し、脂質異常症(高脂血症)の改善に有用で
あることが、動物を対象とする実験で明らかされています。

 

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実験では肥満のマウスを3つのグループに分けて、
4週間、13-oxo-ODAを高濃度または低濃度で
混ぜて高脂肪の食物、または13-oxo-ODAを
含有していない高脂肪の餌を投与されました。

 

 

この結果、高濃度の13-oxo-ODAを含有する
食物を食べたマウスは、これを含有していない餌を
食べたマウスと比較し、血中と肝臓の中性脂肪の
量が約30%減少したとのことです。

 

この結果は人間で言うなら脂質異常症が正常値に
回復されたと言える、と研究チームは考えています。

 

そして血糖も約20%低下しており、13-oxo-ODAの
摂取量が増加すれば、血糖低下の効果も
あるすることが分かりました。

 

しかし、体重と体脂肪に対する影響は
みとめられませんでした。

 

これは、実験期間が短かったためであろうと
研究チームは説明しています。

 

トマトジュースに肝臓の脂肪代謝を改善する天然物質

 

しかし、この効果に関与する実際のメカニズムについては
明らかになっていませんでした。

 

ところがこの研究チームは2011年、生のトマトに
含まれている成分9-oxo-ODAが、脂肪の燃焼を
促進しエネルギー代謝活性化に関与するペロシ綿
(peroxisome)増殖因子活性化受容体α(PPARα)を
活性化すること突き止め、その研究結果を発表しています。

 

 

この研究陣は9-oxo-ODAの合成物である
13-oxo-ODA(13-oxo-9、11-octadecadienoic acid)を
含有するトマトジュースのような加工食品を開発しました。

 

13-oxo-ODAは生のトマトには存在しないとのことです。

 

この実験の高濃度13-oxo-ODAは、人間に換算すれば
一日にトマトジュースで約600ミリリットルを
飲むのに相当します。

 

この結果は、人間を対象にした研究でさらに確認される
必要がありますが、13-oxo-ODAは脂肪血症などの
脂質代謝以上の改善、またはメタボリック症候群に対する
対策のために栄養補助食品などへの応用が期待される、
と研究チームは話しています。

 

9-oxo-ODAは生のトマトにも含まれているために、
同一の効果が期待されるものとみられています。

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