生存率が急激に下がって危険な肝硬変は合併症

危険な肝硬変は合併症早期に発見するほど回復率が高い

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肝硬変合併症が現われるとより危険です。
腹水が溜まったり、黄疸が出るなどの合併症が見られ場合、
すでに肝臓が深刻に損傷していることを表しています。

 

その中でも食道静脈瘤(esophageal varices)は
代表的な合併症です。

 

心臓から出た血液の一部は腸を経て、肝臓で解毒の
過程を経た後、再び心臓に戻ります。

 

しかし肝臓に異常があった場合、血液が肝臓を通りにくくなり、
血液が別の道で心臓に戻ろうとし、食道の静脈に流れます。

 

 

そして急に増えた血液量によって食道の血管は風船の
ように膨れ、最終的には破裂してしまうのです。

 

肝硬化は音もなく進行するため、その症状が急に現れます。

 

B型肝炎では慢性肝炎にはじまる、肝硬変で進行して、
ひどい場合は肝臓癌に発展することがあります。

 

 

手術は、肝臓の状態が健康でなければならず、腫瘍が
大きくなく、血管まで及んでいない場合に可能となります。

 

肝硬変が悪化し合併症が発生する場合には、
生存率が急激に下がります。

 

肝臓は各種たんぱく質や栄養素を作って保存し、有害な物質を
解毒する重要な役割など500余りの仕事をしています。

 

 

肝硬変(Cirrhosis) 症状

 

肝細胞が破壊されて再生されず減少し、肝臓が硬く変化し
機能が低著しく下する疾病を肝硬変といいます。

 

肝硬変が起きれば、肝臓内での血液循環障害がおき、
肝機能障害を起こし、最終的には命に関わるようになります。

 

肝硬変は、初期には特別な症状が現れず、
かなり進行した段階になってようやく多少の自覚症状が
現れ初め、治療を困難にしています。

 

肝硬変が進行すれば、全身の皮膚がゴムのようになって
つやがなくなり、顔面・胸部・肩・腹部に赤い斑点が
見えるようになります。

 

その時になってずっと前から感じた全身疲労感・食欲不振・
腹部膨満感などの症状を感じるようになります。

 

さらにひどくなると腹部が冷たくなって腹が膨れ、
手に小さな赤い斑点が現われたりします。

 

肝硬変が起こる原因

 

肝硬変が起こる原因としては、B型肝炎があげられます。

 

B型肝炎ウイルスが体中に入り、血液を乗って肝細胞に
たどりついた後、ウイルスは増殖をはじめます。

 

この時の免疫体系がウイルスを認知し、ウイルスを破壊し、
同時に幹細胞も破壊することになります。

 

これが繰り返されることで、肝硬変でつながるのです。

 

またC型肝炎は症状がほとんどなく、
肝硬変で発見される場合が多い病気です。

 

過度な飲酒も、肝硬変の主な原因の一つです。

 

肝臓ではアルコールの毒性をなくす分解過程を行いますが、
正常にアルコールが代謝された場合毒性物質である
アセトアルデヒドは残りません。

 

しかし、お酒を過度に飲んだ場合には肝臓が解毒しきれずに、
毒性が肝細胞と結合して細胞が損傷されます。

 

肥満、高脂血症、糖尿などによる脂肪肝もまた、
肝硬変の原因となります。

 

肝臓に脂肪がたまった状態で炎症がおこると、
肝硬変や肝臓癌まで発展することがあります。

 

しかし、誤った生活習慣を変えることで回復が可能です。

 

油っこい食べ物ではなく、新鮮な野菜中心の摂取し、
運動を毎日行うことが効果的です。

 

B型とC型肝炎は血を通してのみ感染し、
日常生活ではほぼ感染しません。

 

肝臓は再生能力が優れているため、
早期に発見するほど回復率が高いです。

 

食道静脈瘤や、腹水が満ちて利尿剤などの効果が
得られない場合、肝移植をしなければならなくなります。

 

自己骨髄細胞投与療法

 

自己骨髄細胞投与療法は自分の体から骨髄を回収し、
分離過程を経て骨髄母細胞だけを集めて投与します。

 

肝硬変は、肝細胞が死んでコラーゲン繊維が
取り替えられながら肝臓が固くなります。

 

骨髄母細胞はコラーゲンを溶かして自身は肝細胞に
変換されることにより、肝臓がまた柔らかくなるのです。